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2009年11月23日 (月)

コードと決別できること

オーケストレーションシリーズ その9


編曲のみならず、作曲にも通じるのですが。。。


「全ての小節に何らかのコードが付いている、との考えに縛られないこと」


私が高校生の頃、友人とともにマンドリンのための編曲に携わり始めたのですが、
「この小節のコードがわからん」
ということが、ままありました。
(交響組曲「宇宙戦艦ヤマト」とか、「刑事コロンボ」とか、でしたか。。。)

そのうちの何割かは、和声に対する知識の不足からくるもの、
そのうちの何割かは、耳コピのスキルの低さから来るもの、
そしていくらかは、「そもそもコードなんてない」というもの。


例えば、ドとレだけで構成される小節だってあるわけです。
これを「特定のコードの第3音を省略した云々」とか理論付けることもできるのですが、そもそも作り手はそんなの考えていない、なんてことも、ままあります。

「モード」という考え方があります。
特定のスケール上をさまよっている間は、コードの呪縛なしに、旋律を描いても不自然さは少ないし、一見いい加減に押さえた和音でも、結構聞けたりします。

あるいは、そもそも旋律だけの小節が存在します。
単音だけで構成されるカデンツァなんか、そうですよね。


楽譜を書き始めた方々の中で、なんか頭打ちを感じられるようなことがあれば、
そういう視点で自分の楽譜を眺めたり、
音楽を勉強されては、
どうでしょうか?

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コメント

おおぅっ、耳の痛い話です。。。

ベースを弾いてるとどうしても「根音を探る=和音を探る」というのが染み付いてしまって…。

投稿: Daiki | 2009年11月23日 (月) 16時23分

Daikiさん、

「和声の転回」という考え方があります。
ベース弾きであれば、より身近に感じるところがあるかも知れません。

投稿: まるよし | 2009年11月25日 (水) 01時32分

先日はお世話になりました。
ホテルまでの道のりでのプレ4の話を聞いて、
「なるほどなあ」と思った次第であります。

木を見て山を見ず、では音楽はダメという事ですね。
また色々教えてください!

高知にもまた是非!

投稿: さんま | 2009年11月25日 (水) 12時00分

さんまさん、

ここでは初めてですかね。

色々と楽しい話のネタはありそうです。
また盛り上がりましょう!

投稿: まるよし | 2009年11月26日 (木) 01時14分

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